内視鏡ドックのご案内

住民健診や企業健診では、一般的にどのような項目が調査されるかご存知でしょうか。健診では、主に生活習慣病として知られる高血圧、糖尿病、脂質異常症などが中心的に調べられます。また、貧血の有無や肝機能、腎機能の問題も確認されます。ただし、健診では全ての疾病を網羅的に調査するわけではありません。特に、40代を過ぎると気になることが多い「がん」に関しては、一般的な健診では発見が難しい場合があります。そのため、住民健診などでは、任意で「胃がん検診」や「大腸がん検診」を追加で受けることができるようになっています。

「大腸がん検診」では、通常便潜血検査が行われます。便潜血検査で陽性の結果が出た場合、精密検査として大腸カメラ検査が必要になります。ただし、便潜血検査が陰性であっても、大腸がんの発症が完全に否定されるわけではありません。そこで、内視鏡ドックを推奨する理由は、胃がんと大腸がんの両方を高い精度で検出できるからです。したがって、40歳を超えた場合、症状がなくても一度内視鏡検査を受けることをお勧めします。※大腸カメラは今後実施予定です。
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